IT業界とエンジニアの話 常駐型フリーランスと在宅型フリーランス

常駐型フリーランスと在宅型フリーランス

常駐型フリーランスと在宅型フリーランスの一番の違いは、職場に出社するかしないかです。常駐型フリーランスは顧客先のオフィスに常駐して働くのが特徴で、顧客先のオフィスまで出向くために一定の通勤時間がかかります。その分、常駐型フリーランスは顧客とのコミュニケーションを容易に行えるのがメリットです。また、常住型の場合は中長期のプロジェクトが多く、安定して働ける魅力もあります。

一方、在宅型フリーランスは自宅やカフェなど好きな場所からリモートで、自分の好きな時間に働けるのが特徴です。そばに顧客がいないため、コミュニケーションをとるにはチャットツールやメール、電話などを使わなければなりません。タイムラグが発生したり、意思疎通がとりにくかったりすることもあるでしょう。しかし、Web会議など双方向のコミュニケーションツールを使うことによって、在宅型でも常駐型に劣らない品質で仕事をすることができます。そのため、在宅型フリーランスが活躍できる場も大きく広がってきています。

そして、在宅型フリーランスの大きなメリットとして挙げられるのが、交通費がかからないことでしょう。エンジニアの仕事が多いのはやはり東京ですが、在宅型ならさまざまな地方からフリーランスエンジニアとして活躍できます。フリーランスエンジニアにとって、活躍できる場が広がることは仕事の幅の拡大にもつながります。しかも、英語が使えるフリーランスエンジニアの場合には、国際的な活躍も期待できるでしょう。